ゼロから作る「映画鑑賞スケジュール管理アプリ」

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意伝子?

 シミュラークルとは何か。はてなキーワードによると、「オリジナルなきコピーのこと」をシミュラークルであると言うらしい。正直なところ、これでは洗練されすぎていてまったく意味がわからない。
 そもそもオリジナルとはどの時点の何を指すのか。大量生産を前提としている原画や原型、原本についてであれば、それが「オリジナル」であると定義するのはたやすいことだ。しかし単純には定義しがたい、アイディアやスタイルの部分的類似となると、オリジナルかどうかの認識は受け手の主観(事前知識や感情、感覚)によって変化するものである。
 また大量生産される商品のように、あるひとつの商品として、世の中に流通するすべてが等しくオリジナル(もしくはコピー)として機能している場合もあり、そういった意味においてオリジナルかコピーかの境界があいまいなものもある。
 詰まるところ「オリジナル」とは、対象認識におけるラベルの一種、範疇化にすぎないのであって、オリジナルかどうかはオリジナルと思うか思わないかだ。オリジナルに実体はない。まあ、これはありとあらゆる表現の評言に対して言えてしまうような言説だろう。空しい言葉あそび、そしてナンセンス。


 シミュラークルという概念についてわかったことは、人々の間で行われる情報の複製に関する何がしかを表しているということ。何となくだけど、「シミュラークル」の対義語は「ミーム」なんじゃないかと思ったりした。情報の複製と伝達、変異について肯定的に捉えているのが「ミーム」、反対に否定的に捉えているのが「シミュラークル」、という感じで。対義語というよりは、強調している部分が違うだけか。

・・・とりあえずボードリヤール読もう。